top of page
執筆者の写真西里藍

「5月病」の対処のしかた


最近、「なんとなく体調が悪い」「なんだかやる気が出ない・・・」「ふさぎこんでしまう、気分が不安定」「眠れない」「疲れやすい」などの不調はありませんか?


新年度に大きな環境の変化があった人が、5月のGW明けに心身の不調をきたす症状を日本では俗に「5月病」と呼んでいますね。

沖縄は梅雨の時期でもあり、さらに「気分が晴れない」条件が重なります。


「5月病」は学生や新入社員に関わらず、どんな人でも陥る可能性があります。

ご自身の周囲や社内にも、お悩みの人がいらっしゃるかもしれません。

今回はそんな「5月病」の対処のしかたについてお知らせします。


1.「5月病」の原因と対処法

「5月病」は環境の変化に伴う心身の負担やストレスが主な原因です。

頑張って環境に適応しようと心身が張りつめた状態から、大型連休などで気が弛むことがきっかけとなり不調が表面化します。

対処法は他の多くの病気と同じく、以下のような「良い生活習慣」です。


・十分な休養、質の良い睡眠

・栄養バランスのとれた食事

・適度な運動

・仕事を忘れるような趣味の時間を設ける


「良い生活習慣」は心身を守ってくれますが、症状がつらい時に無理をして食事や運動に注力すると逆にストレスがかかってしまいます


しっかり休むことを基本として、少しずつ回復を待ちましょう。


会社が社員にできることとしては、


・環境の変化があった社員に積極的に声をかけ、孤立させない

・社員の「いつもと違う様子」に気づく

・相談しやすい環境をつくる、窓口を紹介する

・メンタルヘルスやセルフケアについて情報提供する


などがあります。


2.「5月病」対策におすすめのセルフケア

セルフケアとしてお伝えしている「腕振り体操」は適度な運動であり、セロトニン分泌を促すことで質の良い睡眠やメンタルケアに繋がります。


寝る前に1分間だけでも取り組んでみてはいかがでしょうか。



3.放置は危険!重症化の前に相談を

「5月病」は正式な病名ではなく、医療機関では「適応障害」「軽度なうつ」と診断がつくこともあります。

もし、「5月病かな?」と思われる症状が2週間以上続き、改善しないようであれば重症化する前に専門家に相談することおすすめします。


仕事もプライベートも元気に充実させるためには、生活習慣病やメンタル不調が重症化しないようケアしたり、予防のための生活習慣を続けていくことが大事です。

ご自身のケアはもちろん、会社の仲間を守るためにも健康管理の知識をぜひ実践していきましょう。


※ 参考 ※

(2022年5月26日アクセス)


(2022年5月26日アクセス)


 

CSDコンサルタンツでは、健康経営を推進していく人材を育成しています。

健康経営と予防医療のエキスパートを育てる「実践健康経営指導士アドバイザーコース」2022年沖縄講座の開催が決定しました!

(2021年開講時の情報はこちらから)

詳細は追って発表いたします。


閲覧数:45回0件のコメント

Comments


bottom of page